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ごあいさつ
本ホームページにアクセスいただき,有難うございます。当研究室の教員スタッフ(教授)の半田 真と申します。無機化学の中でも,錯体化学を専門としています。1988年に,島根大学に着任して以来,島根大学の大学教員として,教育・研究に携わってきました。
多核金属錯体やフタロシアニン錯体を新たに合成・開発し,その合成・開発した金属錯体の電子状態を,吸収・反射スペクトルなどの分光学的性質,磁化率の温度変化などの磁気挙動,酸化還元挙動に基づき調べ,分子・結晶構造との関係から理解し,機能性について検討するといったスタイルで研究を行っております。
ランタン型(パドルホィール)型二核錯体は,主に二核の軸位にピラジンなどの連結配位子を用いて集積し多核化します。また,マクロ環配位子は,金属イオンを集積する多座配位子です。これら錯体の金属間の相互作用には興味が持たれます。また,フタロシアニン錯体は,680 nmの近赤外領域に特徴的は光吸収帯を持つ機能性色素として様々な応用が期待されます。
いずれの錯体でも,新規化合物を合成・開発するには,なかなか目的通り行かないことが多々あります。それを乗り越えるべく,研究室の学生さんと一緒に頑張っております。毎年,卒業式・修了式では,それぞれ頑張った学生さんを名残惜しく見送り,「さあ,新年度も最後まで頑張るぞ!」と思い,それを30年以上繰り返してきました。
ホームページをご覧になり、質問等ございます場合は、Contactにメールアドレスを載せていますので、どうぞご連絡下さい。
島根大学総合理工学部物質化学科教授 半田 真
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